皆さん「鹿屋市」と聞いて…
どのようなイメージがお有りでしょうか
国立唯一の体育大学がある?
鹿屋バラ園?色々ありますが…
鹿屋には戦前、
大きな海軍の航空基地があったのです。
太平洋戦争末期、この旧海軍鹿屋航空基地からが特別攻撃隊として多くの若き特攻隊員が散華されました。
毎年鹿屋市では、殉ぜられた英霊達を慰め、恒久平和の実現を祈念する為の戦没者追悼式が行われています。
今年は、4月6日(土)に開催されました。
慰霊祭は鹿屋市小塚公園内慰霊塔で行われて来ましたが、
今回は雨の為、鹿屋市文化会館で開催されました。戦没者遺族ら約200人が参加し、通常の規模に戻っての開催は実に5年ぶりだったそうです。

鹿屋市小塚公園内の慰霊塔で行われる
「 旧鹿屋航空基地特別攻撃隊戦没者追悼式 」
前夜には、25年前から灯籠流しの市民の会の有志の方々が、空に憧れ空に散った英霊の迎え火として、滑走路に見立てた誘導灯(竹灯籠)を置いて行なってきました。
夜にでも迷う事なく着陸ができるようにとの願いを込めて、、

式典が終わると、夜には送り火を焚いてお見送りをします。


最初の頃は肝属川で行なっていましたが、天候に左右されずに済むように
現在は、リナシティの人工水路を活用する様になりました。
昭和20年2月末から6月26日までの間、
73部隊、908人もの隊員が、鹿屋基地から飛び立っていかれたそうです。
今までは73部隊の灯籠とご遺族の御希望の方の灯籠を流してきましたが、
来年は戦後80年と言うことで、「908名全員分の灯籠をご用意したい」と実行委員の方は話されていました。

慰霊祭に参加されたご遺族の方と、市民スタッフの皆さん
なお、寄付を含めた灯籠流しについての
お問い合わせは、鹿屋市民灯籠流しの会
北村さんまで(090-6636-3916)
この灯籠流しがこの先もずっと続いていきますように

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初めまして桜島の麓で小さなカフェをやっております
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