この記事は、2022年3月5日にカメラマンの湯之上元気がウェブマガジン【勝手に「霧島市肖像大使」】に掲載したものです。当時の情報が掲載されています。
毎日ハンドドリップで自分のコーヒーをいれて楽しんでいるよ!
コーヒーが好き!というよりも・・・「スタイル」が好き!
そんな素敵な井ノ上さんにお話を伺いました。
コーヒーをいれたり、飲む空間だったり、どんな場所で飲むのか、タイミングだったり・・・。
井ノ上さんは、音楽も好きで、「コーヒとジャズ」この組み合わせがとても好きだそうです。昔は、コーヒとジャズとタバコがステイタスでしたが、今では時代の流れで趣向が変わってきました。
もともとコーヒー屋さんで勤めていた井ノ上さん。
1986年にコーヒー豆売り店として独立しました。しかし、どうしても井ノ上さんが行きたかった街があり、三ヶ月でお店を一旦閉めて、ヨーロッパへ渡りました。
ヨーロッパでは、さまざまなコーヒーの事を学び、その後日本へ帰ってきて、再スタートをします。
コーヒーを飲む歴史としては、夜が長い北欧が有名だが、現在では、飲み物としてお茶の消費量を超えて20年近くなる日本が、世界のコーヒー愛好家にさまざまな影響を与えているそうです。
身近にあるだけで、満足度が高いコーヒーですが、自分がいれると言うことで、楽しむ!そういう喜びを持っているだけで、落ち着きます。
そこに、お気に入りの空間やカップ、音楽などがあれば、なおさら楽しくなりますね・・・。
忙しい時ほど、コーヒーの時間を楽しみたいものです。
近年、ライフスタイルもいろいろ変わってきている中、日本は、井ノ上さんがコーヒー豆売り店を始めた1986年ごろ、喫茶店が多く、基本的に深焙りのコーヒーをネルドリップでいれるというのが流行っていました。
コーヒーのいれ方として、ヨーロッパやアメリカでは、エスプレッソマシーンでいれ、時間効率を求めていたものが、日本では、コーヒーをわざわざ、お湯を沸かして、ペーパーをセットして、挽いた豆を入れて、ハンドドリップが海外に受け入れられました。
コーヒーを楽しむために、一手間かけるということが、世界でも流行りました。
その中でも、世界で一番売れていた手挽きミルは、日本のメーカー(霧島市のポーレックス社)が開発し、コーヒーをいれる際に使うドリッパーも日本のガラスメーカーが開発したものが一番売れ、それに従い、日本のペーパーフィルターも売れて、海外にも沢山の影響を与えました。
コーヒーの世界に、手間ひまかける楽しさが、定着していきました。
コーヒーは飽きがこない!コーヒの時間があるだけで満足できる。不便を楽しむ!
コーヒーなんて別に飲まなくてもいいわけで・・・。他に飲み物はいっぱいありますが、本当に美味しいコーヒーを飲もうと思ったら、豆のまま買ってきて、挽くところからしないといけません。
お湯も沸かなさければなりません。
水でいれるなら、一昼夜かかります・・・。
そんな贅沢なコーヒー時間を過ごせるためにも、井ノ上さんのお店「ヴォアラ珈琲」には、さまざまなアイテムが販売されています。
コーヒー豆を挽くミルはもちろん、カップや、コーヒーに合う食べ物など、見ているだけでも楽しくなる店内作り、おしゃれな環境やコーヒーの素敵な香りが堪らなく贅沢な空間になっています。
井ノ上達也/Inoue Tatsuya
鹿児島市生まれ。
1986年鹿児島市にコーヒー豆売り店として独立。その後、ヨーロッパへ行きカフェ・ロースターを探訪。1995年にヴォアラ珈琲をオープン。カップオブエクセレンスのジャッジを努める。
現在、井ノ上珈琲有限会社、代表。
ヴォアラ珈琲 霧島国分本店
〒899-4332
鹿児島県霧島市国分中央5-3-17
TEL:0120−86−4151
勝手に「霧島市肖像大使」は、カメラマンの湯之上元気が地元の霧島市で魅力的な人々に焦点を当てて制作しているウェブマガジンです。
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※カゴシマガジンに掲載している記事は、過去の文章を引用していますので、情報が正確でない場合がありますので、ご了承ください。
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投稿者プロフィール
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鹿児島県霧島市(旧:姶良郡福山町)出身
鹿児島を中心にカメラマンとして活動中
自身のウェブマガジン【勝手に「霧島市肖像大使」】では、地元霧島市の魅力ある人々をカメラマン目線で取材し掲載中
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