「きりしまランニングパトロール」

つい先日のこと、同級生にパッタリ会いました。
50歳も過ぎると、自分を含め同級生もどこか疲れてきた感じになっていて…
とうとう健康の話しがメインになりつつあります。
立ったり座ったりが辛くなってきただの、更年期で手が熱くて夜中に目が覚めるだの← （これは私）体の変化を通じて、月日の経過を感じざる得ないお年頃事情に変な盛り上がり見せてくれます。
竹馬の友は遠慮がない。

さて、目の前に現れたこの同級生、そんな疲れた素ぶりが一個も見当たらない。はつらつと話す様子が実に爽やか…　同級生なはずなのに…
彼の若々しさとエネルギーの原動力はなんなんだろう❓と遂には探りたくなってしまった。

現在霧島市に住む彼は、月に2度国分、隼人地区をランニングしているんだとか…
てっきり趣味で走っている❓
のかと思いきや、小学校のスクールゾーンを走りながら挨拶や声掛けをして子どもや地域を見守る活動をしているらしい。

きりしまランニングパトロール　　代表　増崎隆幸さん

始めたきっかけを聞くと「好きなランニングで地域貢献をしながら健康づくりや仲間作りもができたら一石二鳥どころか何鳥もあるかな…」と思い付いたそう。

しかし、良いアイディアを思い付いてからを、行動に移せるかと言うとその先がなかなか難しいもの。どんなに熱い思いも時間と共に萎えてしまいがち。。だったりするんですが、彼は違った‼️

2018年にスタートし、当初数人だったメンバーも、今や40人にまで増え、都合の良い人が霧島市内の小学校区、スクールゾーンを走り挨拶や声掛けをしてパトロール活動をしている。

現在、ホームページもメンバーが作成していて、各方面からの取材依頼もあるなど… 彼らの活動に注目する人たちも増えてきたらしく、見学させて欲しいと言われる人たちからの問い合わせもあるそうです。実際一緒に走って体験して貰ったり、ランニングパトロールの会を結成する上でのノウハウやアドバイスをしたり…と、とてもフレンドリーだ。

活動報告も毎回投稿されていて、走る途中に感じたこと、気づいた箇所等…細かくアップされている。こんな風に自分の子ども以外にも気を配れる大人達が増えてくれたら…地域全体が本当の意味で安心安全に向かっていきそう

そして、活動目的として掲げられているのがこちら⬇️ ⬇️ ⬇️

子ども・お年寄り・女性　等を狙った犯罪や事故の被害を予防します。
霧島市民へ防犯に対する関心を高めます。
自主的な挨拶や声かけ運動により、霧島市民との絆を深めます。
ランニングによる防犯パトロール活動によって地域貢献・社会貢献に寄与します。

とのこと…
なんとも有難い方達です。

メンバーのお一人、黒田幸康さんにも、始めてよかったと思えること聞いてみました。　ランニングパトロール途中に、草焼き時の火の消し忘れを見つけ、消火活動に協力ができたことや、活動に対して認知度が上がってきたことから、地域の方や子ども達の方から挨拶をして貰える様なったこと。そして何より、ご自分の体力維持に繋がっているらしく…いい事尽くめと嬉しそう。

話しを聴いているうちにすっかりと私も自分の住む町でランニングパトロールを始めたくなってしまったのですが、たった1人で早朝に走り…声掛けをしていたら…それこそ怪しい声掛けおばさんで通報されやしないか❓などと想像し、笑ってしまった。誰でもが早速始められそうでいて、そこには幾つかのルールがありそうだ。

ランニングをしながらパトロールをしていることをハッキリと見て取れる様に
アピールをすると言うのは外せない。その辺りを含め、詳しく知りたい人は彼らのホームページをご覧ください。
https://kirishima-patrol.com/

皆さんの住む地域でも、こう言った活動が広まっていったら…嬉しいと
話してくれた同級生増崎くんの瞳は爛々‼️
いえ、run🏃‍♂️run🏃‍♂️