下豊留です。
社会人になると、大学に行く機会はなかなか無いと思いますが…
鹿児島大学は一般の方でも楽しめる&面白いのです。
観光客の方にも是非知っていただきたいのでご紹介したいと思います。
まず、鹿児島大学といえば稲盛和夫さんです。
鹿児島大学卒業生で第一号の名誉博士であり、大学へも多額の寄付をされています。
稲盛記念館では、稲盛和夫さんの功績や哲学について学ぶことができます。
稲盛さんを映像で振り返ることができたり
稲盛さんの愛読書や、著書を見ることができたりします。
実際に使用されていた手帳や、鹿児島大学の卒業論文も飾られていました。
3階には、京都賞ライブラリーというコーナーがあり、受賞者の業績やインタビューなどを見ることができます。
そして、1階には、フードコード「Food Café KADAI」が、3階にはレストラン「Vage Marche‘19」があり、お食事もできるのです。
レストラン「Vage Marche‘19」は、鹿児島中央ターミナルビルに入っているフレンチレストラン「クワハラ館」の新店舗であり、少しお高めではありますが、お酒も飲めて大学内で高級な気分を味わえるお店です。
貸し切りもできるようですので、ちょっとしたイベント会場にもなりそうです。
農学部の方へ行くと、博物館があります。
この博物館は、どなたでも見学することができるのです。
農学部の植物園は、「ここは本当に郡元かな?」と思うくらい、自然豊かなので散歩するだけでも楽しいです。
農学部入口には、玉利喜蔵先生の胸像があります。
玉利先生は、鹿児島大学農学部の前身である鹿児島高等農林学校の初代校長を務めた人物です。
台座には、戦争で受けた弾の跡がくっきりと残っています。
玉利銅像の向かい側には、現存する最古だという奄美の高倉もありますよ。
玉利先生にちなんで、大学内には「玉利通り」という通りや、「玉利池」という池があります。
玉利池は中央食堂前にあり、とても雰囲気のよいところです。
一眼レフカメラを持った方がよく写真を撮られています。
鹿児島大学農学部附属焼酎・発酵学教育研究センター前には、蟹江松雄先生の銅像があります。
蟹江先生は、焼酎の研究、発展の基礎を築かれた先生です。
台座に刻まれた、「夢を持つ人を私は美しいと思う」という言葉が素敵です。
そして、私は4月から鹿児島大学法文学部附属「鹿児島の近現代」教育センターの客員研究員をさせていただいています。
「鹿児島の近現代」教育センターの公式SNSでは、昔の新聞の記事を毎日投稿されていて、とても面白いです。
ぜひご覧ください。
ホームページ:https://kadai-kingendai.jp
投稿者プロフィール
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オフィスいろは
下豊留佳奈(しもとよどめ かな)
鹿児島生まれの鹿児島育ち。
地元が元気になればと思いあれこれ活動しています。
共著に『鹿児島偉人カルタ55』(燦燦舎)
2021かごしまの新特産品コンクールで鹿児島県観光連盟会長賞を受賞しました。
第一工科大学と鹿児島第一医療リハビリ専門学校の非常勤講師
鹿児島県立図書館協議会委員
昔話と歩くことが好きです。
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