祝!敬老の日|三島村竹島で敬老会開催!竹島流お祝いの仕方とは

祝!敬老の日|三島村竹島で敬老会開催!竹島流お祝いの仕方とは

2024年9月16日は敬老の日でしたが、一足早い9月14日、三島村の竹島では、島に住む70歳以上の高齢者をお祝いする「敬老会」が開催されました。一般的には各家庭でお祝いする敬老の日ですが、三島村の竹島の敬老の日は島民みんなでお祝いするスタイル。そんな竹島の敬老会について、紹介します。

9月16日は敬老の日!竹島では島民みんなで高齢者をお祝いします

敬老の日とは、高齢者を敬って日ごろの感謝の気持ちを伝え、さらなる長寿を願う日。

一般的には各家庭で孫からおじいちゃん・おばあちゃんへ贈り物をしたり、家族そろって食事に出かけたりして過ごすことが多いと思いますが、三島村の竹島では全島をあげてお祝いを行います。

現在竹島にいる高齢者は、12名。

竹島の発展を支えてきてくださった方が集まっています。

ちなみに、三島村では70歳以上を高齢者としています。

とはいえ、高齢者と呼ぶのもはばかられるほど、若い&元気な方ばかりです笑。

豪華絢爛(?)お祝いのお弁当作り

竹島の敬老会は、午前中から夕方までの1日がかり。お昼には、高齢者に豪華絢爛な(?)敬老の日のお弁当がふるまわれます。お弁当を作るのは、竹島婦人会です。

わたしが島に来たばかりの10年前は15名ほどいた婦人会メンバーも、現在は6人になってしまいました。

人数少なすぎて寂しいのですが、そのうちの5人で心を込めてお弁当を作ります。

準備は前日から、当日は朝6時からスタート

敬老の日のお祝いにふさわしいお祝い膳を作るため、準備は前日から行います。

一部、午前中から作ってくれていたそうで、すでにこんなに仕上がってました。

お祝いに欠かせない海老も!

海老は、長いヒゲと腰の曲がった姿が長寿の象徴であるとして縁起が良いといわる食材。

ちなみに、2013年から敬老の日は”海老の日”にも制定されています。

前日の午後から夕方にかけて準備を終えたら、敬老会当日は朝6時から調理開始です。

まだ薄暗い…。

婦人会では毎月高齢者にお弁当を作って配っているので、早朝とはいえみんな手際は抜群。(わたし以外)

朝8時前には、ほぼ調理終了。

見栄えよく、詰めます。

午前9時、敬老の日のお弁当完成!

午前9時すぎには、すべてのお弁当を作り終えました。

どうでしょう…?

お祝いっぽい豪華なお弁当になりました!

きれいにラッピングして会場に運びます。

終日お祝いモードの敬老会プログラム

竹島の敬老会は午前中から夕方にかけて終日行われ、午前中は式典、午後には島民による余興があります。

午前:敬老の日の式典

まずは式典からスタート。

いつもは体育館で行われる敬老会ですが、今年は台風の影響で体育館の屋根が損壊してしまったので、学校の集会室で行われました。

体育館よりちょっと狭いので、前に高齢者全員並んだら結構ぎゅうぎゅう。

地区長をはじめ、校長先生など偉い方たちからのお祝いの言葉があり、記念品贈呈などがあって、万歳三唱で締め。

ちゃんとした式典です。

式典が終わったらお弁当が配られ、しばしご歓談タイム。

午後:島民による余興

午後からは、余興タイムが始まります。

竹島の敬老会は、ここからが本番!

子どもたちによるジャンベ演奏の後は、大人たちが夜な夜な真剣に練習したエンターテインメントが提供されます。

くわしい内容は諸事情により割愛しますが、体を張ったネタに喜んでいただけたようです。

村おこしボランティアで竹島に来ていた大学生たちからも、余興のプレゼントがありました。

いきなり舞台にあげられてネタやらされるって、なかなかスパルタ。メンタルめちゃくちゃ鍛えられたと思います!

余興の後は、カラオケ大会があり、予定の16時を過ぎて終了。

最後は全員で記念撮影も。

高齢者のみなさまには、楽しんでもらえたみたいです。

敬老の日おめでとうございます!いつまでも元気に長生きしてください!

少し早めにお祝いした、竹島の敬老の日。

竹島の高齢者は、とても70歳を超えているとは思えないほど元気で勢いがあります。

これからもますますお元気で、ずーーーっと長生きしてくださいね!!

投稿者プロフィール

やまざきたかこ
やまざきたかこ
鹿児島市から三島村竹島に移住して10年目。
竹島で唯一の商店「竹のいえ」で店長代理しながらWebコンテンツ制作&ディレクションやってます。
合同会社Kurumirai代表。