先月末に行われたフリーダイビングの国際大会
について、ご存知の方も多いかと 思います。
今年2度目の開催の様子を、
テレビのニュースや新聞で賑わせてくれました。
「錦江湾でフリーダイビング❓」そもそも馴染みのなかった競技なだけに…
なになに❓と…関心持たれた方も多かったのでは。。
そう…私めもそんな噂を耳にし、彼らが朝練をしていると言う場所(桜島避難港)へと誘われてしまったのでした。
ここからは実行委員のお二人に頂いたお写真を交えてご紹介して参ります。
そもそも、小船に乗って競技エリアへ向かう為、この様な最前線の現場を見ることはありません。
(カメラマンさんありがとう)
彼らが錦江湾でフリーダイビングを行なうのには、
幾つかの条件が揃っていたからだと…前回お話ししました。
陸から割とすぐに深さを確保でき、潮流と共に波の穏やかさ…が、フリーダイビング競技に適しているのだと…。
錦江湾の豊かな海で育つ魚の良さについては、世界でも定評を得ていると知っていましたが、まさかこの様なスポーツにとっても好条件な場であったとは…
改めて錦江湾の懐の深さを感じてしまうのでした。
さて、
前回の投稿記事の続きになりますが…
選手が港に着くと、各自潜る時間に合わせて支度が始まります。
海水を汲んで石鹸水なるものを作っている選手を見つけました。ウェットスーツに石鹸水を注ぎ入れ、滑りよくなったタイミングで手足を入れていきます。
ある程度の深さを潜った後は、海の底めがけて落ちていくイメージの動きになるんだそうです。全身を脱力させた時に両手が浮いて水の抵抗を受けてしまわない為のちょっとした工夫がありました。お写真の様にウエアにゴムを取り付けて、親指を引っ掛けます。なーるーほーどーー💡
自分の潜る時間は予め決まっていて、順番が回ってくると小船で競技エリアに向かいます。
競技内容としては、息をしないでどこまでの深さを潜れるか…の競争になります。
1人で潜って1人で戦っているように思えてしまいがちですが、
そこには、一緒に潜り、選手の体調を確認しながら側で見守ると言う重要なお役目の
サポーターの姿がありました。
「サポーターがいないと成り立たない」とまで言われる程、重要なお役目
ですから、個人競技でありながらも本当のところはチームで挑んでいます。
今回の競技成績ですが、左、HANAKO選手…コンスタントウエイト111m。なんと自身の記録を1メートル伸ばし、
日本記録をまたもや更新しました。右)Wootiipong選手…フリーイマージョン96メートルタイ記録を更新。
と、男女ともに仲間同士喜び合う光景には胸が熱くなりました。
まさに命を預け合う莫逆の友
30人ほどの参加者の中、一際目を引くウエアを発見👀 キンメダイ柄はインパクトありました。
なんと水着のデザインを手掛けられている有名な方でした。素敵✨
フィンと言ってもこんな感じでなかなかの大きさ…そして種類も2種類。。
このフリーダイビングと言う競技、世界各地で行われていてここ近年では、
競技者人口も増えてきているそう…
そして、大会ともなると、ひと月程前から現地入りをし環境に体を慣れさせる
と言った選手も少なくないとか…
となると、こちら側も環境を整える協力者として受け入れの準備が必要となってきそうです。
せっかくなので、
今回参加されたメンバーお一人お一人に、大会を終えての生の声を聞かせて貰いました。
「食事ができる場所が少なくて困った」
「宿泊施設を色々知りたかった」
「温泉を色々回りたかった」
「なにか鹿児島ならではの体験をしてみたかった」
などなど、
教えて頂いたご意見を次に反映出来たら、、
今回をきっかけに、桜島周辺の情報をまとめたマップを作ると良さそう…
紙媒体とネット上ですぐに情報を入手出来るシステムを
来年の第3回大会では使って頂けるように。。
最後に、今回日本記録を作り偉業を成し遂げた
HANAKOさんが言われていた「桜島は海と繋がる豊かな街」と言う
言葉が印象的でした。
私たちも彼らを通じて、新たな錦江湾の魅力、桜島の楽しみ方を教えて
頂けそう。
投稿者プロフィール
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初めまして桜島の麓で小さなカフェをやっております
mommyと申します😊大好きな生ジュースとお芋を焼いて…
皆様のお越しをお待ちしています✨
大隅在住の私の目線で👀気に留まったことなど
気ままに取り上げさせて頂きます✨
大隅のことで何か質問等ございましたら、
気軽にお声掛けください🍀
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