- 鹿児島をもっと身近に!地域の生の情報をお届け中 -

煎茶道のお茶会に参加して、鹿児島茶のおいしさを再確認

 2024年11月23日、鹿児島中央駅前のアミュ広場で「お茶一杯の日かごしま2024」が開催されました。

 そこで、煎茶道 知足庵流のお茶会があり、運よく参加することができました。

 (※アミュ広場は基本的に撮影NGですが、今回は他のお客さんが入らないことを条件に撮影のOKを頂きました)

煎茶道とは

 Wikipediaによると、煎茶道とは以下の通りです。

煎茶道(せんちゃどう)は、茶道の一種である。粉末の茶である抹茶を用いる抹茶道とは異なり、急須等を用いて煎茶や玉露などの茶葉を用いるのが煎茶道である。

 普段自分たちがお茶を入れるように、急須でお茶を淹れて楽しむのが煎茶道のようです。

 参加したのは良いのですが、「自分みたいなのが参加しても大丈夫ですか」という不安感でドキドキしました。
 というのも、お茶についての作法を知らないので……。

お茶一杯の日とは

 お茶会が始まるまで、席で配られた紙を読んで緊張を紛らわしていました。

 勤労感謝の日の今日を「全国一斉・お茶でおもてなし」に制定し、鹿児島県茶業会議所が「お茶一杯の日」と名称を制定したとのことでした。いいですね、お茶一杯というのは分かりやすくて。

煎茶道3つの楽しみ

  1. 上質な茶葉をふんだんに使って贅沢に淹れる
  2. 専用の小さな茶器でもてなす
  3. 美味しいお茶菓子をいただく

 こうして説明を書いて渡して頂けるのはとても安心できますね。

 特に作法などが分からなかったので、「3口で飲み干す」「1煎目と2煎目を飲む間にお茶菓子をいただきます」というポイントを押さえて書いてあるのはとてもありがたかったです。今日はそれらを守ればOKなようです。
 お茶と書くと抹茶道の方を思い浮かべて、作法が少し厳しいというイメージがありましたが、煎茶道はそこまで堅苦しくないようです。正直ほっとしました。

1煎目

 解説を聞きながら、お茶を淹れる様子を眺めました。

 ゆったりとした時間が流れ、一つ一つの仕草に目が奪われます。丁寧にお茶を淹れる様子はとても綺麗ですね。

 1煎目をいただきます。

 色は、先ほど飲んだ緑茶と比べると少し薄いですね。
 というのも、お茶一杯の日かごしま2024では、県内12のお茶屋さんが出店していて、店頭で試飲ができました。そこで出されたお茶と比べてしまったわけです。

 色から香りが弱いかなと思いましたが、予想以上に強いですね。試飲したお茶も香りが強くて驚きましたが、それ以上に香りが強いです。とてもいい香りがしました。
 また味も香りと同様に濃かったです。苦みが全くなく、特に甘みを強く感じました。。

2煎目

 2煎目は、その場で淹れて頂きました。
 1煎目と比べると、香りも味も濃くなって驚きました。ただ、甘さは控えめで、苦みが少し強くなった気がしました。
 そもそも2煎目は苦みが強くなるとのことでしたが、お茶菓子を頂いた後なので、甘さを感じにくくなっているのかもしれません。むしろ苦みを味わうために、お茶菓子を間に挟むのかもしれません。

参加した感想

 最初は緊張しましたが、参加して良かったです。
 こうしてゆっくりと淹れる様子を眺め、ゆっくりとお茶を飲み、お茶菓子をいただき、またゆっくりとお茶を飲む。そんな時間を持つことの大切さに気付かされた気がします。それこそ本当にお茶を一杯飲んで一服、ですね。

屋台村deかごちゃ

 この機会を逃してしまった方に朗報です。
 2024年12月15日まで、かごっまふるさと屋台村で「屋台村deかごちゃ」というフェアがあります。

かごっまふるさと屋台村22店舗で,「かごしま茶」を使用した各店自慢のオリジナルメニューが味わえる「かごしま茶」フェアを開催します

 一例を挙げると、カルパッチョやしゃぶしゃぶ、茶漬けなどがオリジナルメニューとして提供されるとのことです。どれもおいしそうです。
 まだまだ期間があるので、行ってみてはいかがでしょうか。

投稿者プロフィール

そーき
そーき
鹿児島県内をバイクでぶらぶらと走っている事務員です。
食べること、写真を撮ることが好きです。