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人口50人しかいないのに地域の忘年会が3回?!忙しすぎる三島村竹島の12月

人口50人しかいないのに地域の忘年会が3回?!忙しすぎる三島村竹島の12月

いよいよ今年も残りあとわずか…!師走といえばあわただしい時期ですが、のんびしりしていると思われがちな三島村竹島でも例外ではありません。クリスマス会や忘年会など、びっくりするくらいたくさんの地域行事が開催されます。今日は、意外と忙しい竹島の12月について紹介します。

竹島の12月はイベントや行事が目白押し

日本全国同じだと思いますが、12月ってせわしないですよね。もちろん、ここ三島村竹島も例外ではありません。

12月には、いつも以上にたくさんのイベントや行事ごとが開催されるんです。

忘年会にクリスマス会、老人宅清掃などなど。

基本的に行事ごとは土日に行われるので、各団体がスケジュールの取り合いです。

竹島にいると、12月のあいだはかなり充実した(?)週末を過ごすことになります。

忘年会は(わたしが知ってるだけで)3回開催

12月といえば忘年会の季節。一般的に忘年会って会社や仲間内で行うことが多いと思いますが、三島村竹島では地域行事としての忘年会が各団体で開催されます。

とはいえ、そもそも人口50人しかいないので、メンツが結構かぶっているのですが。

わたしが知っているだけでも3回忘年会があって、さらに学校の先生たちは職場の忘年会もあるでしょうし、ほかの団体もやっているもかもしれません。

プライベートの忘年会あわせたら、どれだけ忘れることあるの?状態笑。

今年最初の忘年会は青年会の忘年会

2024年最初に開催されたのは青年会の忘年会。青年会員が集まって、労をねぎらいます。

現在、青年会員は23名。

以前は食事を一品持ち寄りとか女性会員が調理したりとかしていたのですが、最近はオードブルをとったり、温めるだけ焼くだけなど手間のかからないものを選ぶことが増えました。

ありがたや。

今年はジャンク祭り!

ケンタッキー&ピザで乾杯。

これは離島あるあるだと思いますが、ジャンクフードがめちゃくちゃ恋しくなるんですよね。

すごい数のチキンでテンション上がってたけど、名前は青年会でも中身は中年なので、思っていたより食べられなかったのが悲しい。

全島民参加型の地区忘年会

青年会の忘年会の翌週は、地区の忘年会。地区の忘年会は、子どもから老人まですべての島民が参加する、全島民参加型のスタイルです。

竹島に移住してはじめてこのシステムを知ったときは、かなり驚きました。地域の人と忘年会するって、なかなかないですよね?

毎年メニューは「すき焼き」で、婦人会員が準備を行います。

今年はかんぱちも!

御覧の通り座席は3列ですが、10年前は人口も80数名いたのでもう1列あって、足を踏み入れる場所もないほどぎゅうぎゅうでした。

こういう姿をみると、本当に人が減ってきてるんだな…って実感します。

大トリは婦人会&老人会の忘年会

そしてさらにその翌週、大トリを飾ったのは婦人会と老人会の合同忘年会。

婦人会、老人会のメンバーに加えて、ヘルパーや看護師なども参加します。

こちらも毎年メニューは「寄せ鍋」。

今年は、活け造り付き!すごい!!豪華!!!

メンバーは総勢20名となかなかの人数。

婦人会と老人会の忘年会では、(超実用的な)景品も配られます。

お酒を飲む人が少ないので、後半はゲームをしたりじゃんけん大会が始まったり、結構盛り上がるんです。

クリスマスイベントも開催

子ども会では、クリスマス会を実施。

レクリエーションを楽しんだあと、お菓子を食べたり、プレゼントをもらったり、ビンゴ大会をしたり。

ビンゴの景品は、竹島で唯一の商店・竹のいえの商品券です。

ちなみにビンゴ大会には、大人も真剣に参加するので、それなりに白熱します。

そして今年は、サプライズサンタが子どもたちの家にケーキを配りに来てくれるという粋なイベントを青年会で実施。

びっくりサンタに、子どもたちも大喜びしていました。

月初から予定されていた怒涛のイベントもようやく終了。大人も子どもも充実の12月を過ごせ、やっと落ち着けたのではないでしょうか。

とはいえ、多くの人が年末年始は島外で過ごすため、帰省の準備や早めの大掃除などまだまだやることがたくさんあります。

最後まで竹島の年末は大忙しです。

投稿者プロフィール

やまざきたかこ
やまざきたかこ
鹿児島市から三島村竹島に移住して10年目。
竹島で唯一の商店「竹のいえ」で店長代理しながらWebコンテンツ制作&ディレクションやってます。
合同会社Kurumirai代表。