Windowsの標準メール（メールアプリ）サポート2024年内に終了

シナプスです。
Windows10やWindows11に搭載されている「メール（メールアプリ）」のサポートが2024年12月31日に終了します。
標準搭載されているのでとりあえずこのアプリに設定してメール利用している方も多かったと思いますが、サポート終了後はメールの送受信ができなくなります。2025年1月1日からお問い合わせがより増えそうな予感です。

関連：
Outlook for Windows: Windows 11のメール、予定表、Peopleの未来（Microsoftサポート）

ここ1ヶ月で、メールを起動しようとするとこんな画面になった方も。
これはかつてInternet Exploreを起動しようとしたらMicrosoft Edgeが起動するようになるという挙動と同じで、強制的にメールからあたらしい標準のメールアプリ「Outlook（new）」に移行させようとする措置が取られているためです。
この画面が出た人は、この「Outlook（new）」に設定をするか、別のメールソフトを入れる必要があります。

ちなみにこの「Outlook（new）」は、有料もしくはパソコンにバンドルされているMicrosoft Officeに搭載されているメールソフト「Outlook」とは別物です。ややこし！ちなみにこのOfficeに搭載されている方の「Outlook」は無料の「Outlook（new）」に対して「Outlook（classic）」と名前が変わっていますので、人によってはnewもclassicも両方入っているということになり…
お電話での設定相談の際は、newなのかclassicなのか無印なのかもお伝えいただけると助かります。

そのままOutlook（new）に設定するかいっそ別のメールアプリに引っ越すかという選択肢。

設定サポートをしてきた身からここ15年くらいを振り替えると、Windows標準のメールはOutlook Express（Windows XP）→Windowsメール・Windows Liveメール（Windows Vista～）→メール（Windows 10～）→Outlook（new）（Windows 11～）と割と変遷をしているので、あんまり使い勝手や環境を変えたくないなという方にはシナプスサポートでは別の無料メールアプリ（Thunderbird）をご案内することが多いです。
Outlook（classic）が入っているパソコンならOutlook（classic）に設定してしまうのがお手軽（有料アプリ扱いなので今後もサポートされることが決まっていて手堅い）ですが、パソコンの買い替えが視野に入っている場合、そしてその新パソコンにOfficeを入れるかどうかがわからない場合は後々のことを考えてThunderbirdにしておくとパソコン間の引っ越しも簡単です。（Thunderbirdはフォルダコピーでデータ移行が完了するので）

Outlook（classic）やThunderbirdに乗り換える場合

す、すみませんちょっと表記が古いのですが…シナプスのサポートページにまとめてありますのでご覧ください…
Office365とかについているのがOutlook（classic）です。
シナプスのメールを利用されていない場合は、入力情報をお使いのメールプロバイダより設定されている情報に書き換えてご利用ください。
そしてシナプスのご利用者様は電話・ご来店でサポートしますのでお手すきのときにお電話ください（電話番号はリンク先に…）。

メール設定
https://www.synapse.jp/support/setup/mail/index.html

そのままOutlook（new）に設定する場合

メールを起動しようとすると代わりにこれが起動しますので、正統後継者という扱いです。
ですが、設定やメールログの引継ぎは行われないので新たに設定しなおす必要があります。

設定したいメールアドレスを入力して「続行」すると、しばらくしてIMAPの設定画面が出てきます。
IMAPとかPOPとかはメールの受信方法なんですけども、パソコンが基本的に1台しかない場合（そしてこのページをご覧になる方はおそらくそう）の方にはPOPがおすすめです。
というわけで右下の「プロバイダーを選択」を選びます。