先日南日本新聞で、垂水市の文化や歴史を題材にしたカルタを手作りしている人を見つけました。

地域の人ならお馴染みの名所がカルタになって45枚。垂水の歴史がギュッと手のひらサイズに凝縮されてしまう訳ですから、軍艦マーチごと手中に収めた気分を味わえてしまいます。
そんなお得感たっぷりの手作りカルタになっていて… 早速購入したくなる程、魅力的。
この手作りカルタ、東京出身の高桜さんならではの斬新な発想から生まれました。
とにかく垂水を知りたい。そして他の地域の方にも知って頂きたいそんな思いから
遊び心も交えた着眼点がカルタという形で表現されています。
垂水市史談会、瀬角さん他メンバーの方に協力を貰い、製作は進められました。
まず、45枚のカルタを作るのに、選抜された場所へと出向きます。その場所場所を象徴するアングルを検討して撮影し、持ち帰った写真は絵画風にAIを利用したそうです。
カルタ作りにAIと違和感を覚えながらも一枚一枚拝見させて頂きました。
昔の遊びと今の技術との融合と言った感じですが、ちゃんと温もりのある仕上がりになっていて、
思わずクスッと笑ってしまった次第です。

現在垂水市で活躍されている協力隊さんは、お二人いらっしゃいます。
(もう一人にも次回登場して頂こうと思っています)
さて、どんな思いで垂水市を選ばれたのでしょうか少し伺ってみました。
Q 1、垂水市を選んだ理由は
以前は北海道に住んでいて、
暖かい鹿児島に憧れ、仕事を探していたら、理想の仕事に出逢えたからです。
Q2、垂水市の印象と、ご自分がやってみたいこと
垂水市は1つのカルタでは表せない魅力がある町。
これからの生活もすごくわくわくしています。
自分がやりたいことは、
垂水にお住まいの外国の方が、
この町は素敵でずっといたいと思うようになってもらうことです。
Q3、垂水市のPRをどうぞ
垂水市に来て、まだ一年ですが、この町の魅力を伝えたい、もっといい町にしたいというたくさんの方々と出逢うことができました。その一端を担いたいと思い自分も様々な活動をしており、毎日発見があり、時々そのことを上手く伝える方法を考えたり、外国の方にお力を借りたり、何かこの町は静かにですが、変化しているんだなあと感じます。
よろしければ、この町に一緒に住み、垂水の生活を楽しみませんか?
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と、意欲満々のご様子でした。
現在、FMたるみずで、月1「ザッキーとアジアの仲間たち」と言うコーナーも担当されていて、
いろんな国の方がゲスト出演しています。地域で暮らす外国人の方と地元の方との理解が深まり、心の距離が近づくことを目的とされていて… なかなか人気のコーナーになりつつあるとか… ↓

高櫻さんのお仕事をざっくり話すと外国人の生活における相談等を受付け、解決を目的とされているそうで、
例えば、ゴミの出し方についてや、自転車置き場の利用方など、
近隣住民の方とも良い関係を築いていけるような細やかなアドバイスもされています。

言葉や文化の違いから生じるチョットした日常のトラブルも丁寧に耳を傾け、わかりやすく示すことで解決は出来ていくのだとか…
さぁ、、カルタの完成が楽しみだ
高櫻 健一(たかざくら けんいち)
1984年(昭和59年)11月13日生(東京都出身)
現在、錦江町定住促進住宅に在住
平成19年3月 私立淑徳大学卒業
平成23年9月 ペルージャ外国人大学 イタリア語教育学 中退
平成25年1月~平成26年12月タイ早稲田日本語学校(日本語教師)
平成29年3月~平成31年1月 ICPNA ペルー(スペイン語学校)令和3年4月~令和6年3月 士別市地域おこし協力隊(羊飼い)
令和6年4月〜 垂水市地域おこし協力隊多文化共生コーディネーターに着任
投稿者プロフィール
