来たる2022年10月16日(日)。鹿児島市中央公民館にて公益財団法人 鹿児島市国際交流財団主催 『アジアん・鹿児島 オンライン音楽祭2022』が開催されます。
これは『アジアん・鹿児島~かごしまアジア青少年芸術祭~』として毎年鹿児島市で開かれていたイベントが、コロナ禍による昨今の社会状況により自由に国際交流ができなくなった事による代行イベントとして開かれるものです。
鹿児島市・マレーシア・中国・タイの4か国をオンラインでつなぎ、舞台での音楽や舞踊などを披露。通訳を挟んでの質疑応答が行われます。
観覧に際し入場料は無料ですが、事前予約が必要。
2022年10月7日(金)までの締め切りとなっていましたが、定員100名になるまで随時募集と募集要項が変更になりました。
目次
参加団体紹介
【インドネシア/ ボゴール農科大学 学生合唱団「アグリア スワラ」】
メンバー全員が農業大学の学生にもかかわらず、インドネシアで最高の合唱団の1つである当団体は、学生活動の芸術団として1986年に活動を始めました。合唱音楽を一般の方に紹介するために、幅広いレパートリーによるコンサートを毎年開催しています。
2005年以来、いくつもの権威ある国際合唱大会に参加し、同時に地域の音楽とダンスを通じてインドネシアの文化を国際的な舞台で紹介しています。ドイツ、イタリア、ハンガリー、フィンランド、ベルギー、アイルランド、スイスそして北アイルランドで賞を獲得したこともあります。また、重要な儀式的なイベントや全国放送のテレビ番組に出演したこともあります。
【マレーシア/セントフランシス学園】
セントフランシス学園は、マレーシアのマラッカにあるラ・サールの伝統を持つ公立の男子校です。同学園が持つビジョンは、「質の高い教育、良く学ぶ個人と平和な国作り」です。そして、学園のモットーは「Age Quod Agis」、すなわち「何をなすにも、上手にやれ」です。
マラッカは「歴史のある地域」として、マレーシア半島南部に位置する州です。州としては比較的に面積は小さいですが、長い歴史を持っています。マレーのスルタン統治下から、ポルトガルに続いてオランダとイギリスによる植民地支配へと続いています。この地域では、「ババニョニャ」とも呼ばれるプラナカン中華系、ポルトガルを先祖に持つユーラシア系、マレー系、中国系、そしてインド系など、様々なルーツをもつ民族が混ぜ合わさっていて、それぞれの融合で素晴らしい料理や美味しいものが味わえます。
【タイ/オーベック(基本教育委員会)】
2003年に行われたタイ政府の公用革新の一環として、総合教育局、国立小学校委員会などの官公庁の連携で創立したオーベックは、タイ全国の3万校に及ぶ小・中・高校等に基本教育を与えています。
その多くの学校から選抜されたパフォーマンスチームは世界各地を回りながら、タイの伝統芸能を世界中に知らせています。
その他、鹿児島市から【鹿児島女子高校筝曲部】と【鹿児島県日越友好協会】の参加があります。
【アジアん・鹿児島 オンライン音楽祭2022】
日時:2022年10月16日(日)13:30~15:30 ※会場受付 13:00~
場所:鹿児島市中央公民館(鹿児島市山下町5-9)
入場料:無料
定員:100名(事前予約が必要です)
お問い合わせ・申し込み先:㈶鹿児島市国際交流財団
TEL:099-226-5931 FAX:099-239-9258
E-mail:kokusai@kiex.jp
主催:かごしまアジア青少年芸術祭実行委員会
参考ページ:アジアん・鹿児島2019~第14回かごしまアジア青少年芸術祭~ (KAYAF) まとめ
投稿者プロフィール
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クリエイティブパフォーマンスBAN/代表
さつま忍者研究会/代表
H26~H29 KADOKAWA Walker plus 鹿児島県地域編集長(最終役職)
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