- 鹿児島をもっと身近に!地域の生の情報をお届け中 -

【寺島宗則記念館】偉人が暮らした地で珈琲を飲みながら思いを馳せる

下豊留です。
今回は「電信の父」と呼ばれる寺島宗則ゆかりの地のご紹介です。
寺島宗則は、幕末から明治にかけて活躍した偉人です。
島津斉彬公の侍医を務め、語学も堪能。
使節団として薩摩藩英国留学生とともにイギリスにも行きました。
何でもできるので、一言でいうと「スーパーマンみたいな人」だと思います。
鹿児島中央駅前には銅像もあります。
詳しくはこちらをご覧ください。

若き薩摩の群像

阿久根市脇本にあります「寺島宗則記念館」は、寺島宗則が育った場所です。
生誕地は別の場所で、記念館から300mほど離れたところにあり、歩いて行くことができます。

寺島宗則生誕地
生誕地からの景色

少しややこしいのですが、寺島宗則という名前は改名した後の名前で
もとの名を松木弘安(こうあん)といいます。
「寺島」という名前は、旧家から見える寺島が由来です。
名前にするくらいですので、生まれ育った故郷がとても大切だったんでしょうね。

寺島(無人島)

館内は、寺島会の方たちが案内してくださいます。
事前に予約すると、お団子の振る舞いや紙芝居のおもてなしもありますよ!
何度か記念館にはお邪魔しているのですが、毎回温かく迎えてくださり、
すっかり寺島会のファンになっています!!
詳細はこちらの動画をご覧ください。
寺島会の方たちがご出演しています。

阿久根ぶらり旅(KKB「KAPLI」)

記念館の近くにある脇本小学校の生徒さんは、寺島宗則のことをよく勉強されています。
調べ学習の成果が展示してありますので、ぜひご覧ください。

記念館入口

縁側に座っていると、寺島宗則もここから同じ景色を見ていたのかなとしみじみします。

目の前に寺島が見えます
お茶を飲みながらまったり

お庭には、宗則の母・ヤヲさんがつくった石塔(田の神さぁ)があります。
記念館の中だけではなく、お庭も散策してくださいね。

石塔はぜひ現地でご覧ください!

斜め向かい側には、「ともまち珈琲」というカフェが昨年オープンしました。
「塘町」というバス停にちなんだ名前です。

ともまち珈琲
夕方に行ったので、売り切れの商品もありました

テラス席で寺島を眺めながら美味しいコーヒー、最高です!

潮の満ち引きで雰囲気が変わります

手作りのジンジャエールもオススメ。

アイスコーヒーとジンジャエール

そして、ともまち珈琲はカレーがとても人気!!
カレーを提供する日は決まっているそうなので、詳細はSNSをご覧ください。

https://www.instagram.com/tomomachicoffee/

お土産には、老舗のお菓子屋さん「菓子工房いしはら」のお菓子はいかがでしょうか。
記念館の絵がパッケージになっている「こうあんさぁ」というお饅頭を販売しています。

こうあんさぁ

阿久根は海が綺麗ですし、ドライブを兼ねてぜひ記念館に遊びに行ってみてください!

投稿者プロフィール

下豊留 佳奈
下豊留 佳奈
オフィスいろは
下豊留佳奈(しもとよどめ かな)
鹿児島生まれの鹿児島育ち。
地元が元気になればと思いあれこれ活動しています。
共著に『鹿児島偉人カルタ55』(燦燦舎)
2021かごしまの新特産品コンクールで鹿児島県観光連盟会長賞を受賞しました。
第一工科大学と鹿児島第一医療リハビリ専門学校の非常勤講師
鹿児島県立図書館協議会委員
昔話と歩くことが好きです。