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【姶良市蒲生町】日本一の巨樹「大クス」がある蒲生八幡神社

わたしは幼稚園に入る前まで、蒲生で過ごしていました。引っ越しをしてから、なかなか行く機会がなかったのですが、今年に入ってから取材などで毎月訪れています。

日本一の巨樹の大クスで有名な蒲生八幡神社。わたしは神社の近くに住んでいたみたいです。(記憶はあいまいですが)母が「よく行っていたんだよ」と教えてくれました。

わたしのルーツでもある蒲生八幡神社を記事に書けたらという気持ちが芽生え、神社の方にご連絡をしたら快諾をしてくださいました。神社が大好きなライターの上村(かみむら)が、蒲生八幡神社の魅力に迫っていきます。

「創建900年」長い歴史を紡いできた蒲生八幡神社

保安4年(1123年)に、蒲生上総介舜清が創建したと伝えられている「蒲生八幡神社」。

大きな赤い鳥居をくぐり石畳を境内に向かっていく両側の桜が見所みたいですが、残念ながら桜の時期は終わっていました。

右手にあるのぼりを見てみると、「創建900年」と書かれています。
900年という長い歴史を紡いできたなんて、感慨深いですよね。

冒頭でも書きましたが、わたしは幼少期時代に蒲生八幡神社の近くに住んでいました。
幼稚園に入る前に引っ越してしまったのですが、30年以上もの時を経て(おおよそでお伝えしています 笑)こうやって記事を書けていることが不思議です。900年の歴史の中で、こうやって交わることができているのも、立派なご縁ですよね。

参拝をした日は快晴だったので、良い写真が撮れました。

神社に祀られている神様は、「商工の神」「学問・芸術の神」「自立自興(じりつじこう)の神」「安産の神」です。自立自興とは、自分たちでできることは自分たちで行うという意味みたいです。個人事業主をしている、わたしにピッタリ!

見ているだけでパワーがもらえる日本一の巨樹「大クス」

参拝を終えて、神社の敷地内にある日本一の巨樹「大クス」へ。

こちらの大クスは、昭和63年度に環境庁の巨樹・巨木林調査によって、日本一であることが証明されたとのことです。わたしが住んでいた時に、証明されたのですね。

諸説はあるみたいですが、出水地方に残る伝説では、悲しき物語によって「出水の大楠」と「蒲生の大クス」は互いに相思の楠であると言われています。悲しき物語…どんな物語なのでしょうか。

大クスの様は、見ているだけでパワーをもらえます。大きく包み込んでくれるような安心感を感じます。

社務所で迷いネコのハチくんがお出迎え

大クスを通り過ぎ、奥へ進んでいくとお守りなどを授与できる「社務所」があります。
ついつい「お守りを買う」なんて言ってしまいますが、正しくは「授与する」という言い方をします。

写真の右手のお守りは、大楠でつくられた「木守・葉守」です。一生涯持つことができます。6種類あり、それぞれお守りの意味が異なっています。わたしも叶えたい願いに合った形を授与しました。大事に持っておこう。

社務所の入り口で、ネコちゃんがお出迎えしてくれました。
昨年の7月に迷い猫としてやってきたハチくん。当初はガリガリに痩せていたそうですが、神社の方の深い愛でこのようなお姿になりました。

とても人懐こくて、すんなり撫でさせてくれました。しかもサービス精神も旺盛!
参拝客へのおもてなしもバッチリ!?
蒲生八幡神社へお越しの際は、是非ハチくんを探してみてください。(どこにいるかは、その時のハチくんの気分次第)

神社情報
住所:鹿児島県姶良市蒲生町上久徳2259-1
電話: 0995-52-8400
休日:なし
駐車場:あり
ホームページ:http://www.kamou80000.com/

投稿者プロフィール

上村 ゆい
上村 ゆいヨガインストラクター×フリーライター
ヨガインストラクター×ライター。どちらかというと身体が硬めのヨガインストラクターです。その人に合ったレッスン内容を心がけているので、老若男女問わずレッスンを受けていただいています。ヨガレッスンは、出張ヨガがメイン。趣味は、美味しいものを食べること。ライターとして鹿児島のいろいろなことをを発信していけたらと思います。