下豊留です。
先日、東京に行きまして鹿児島と縁のある場所を巡ってきました。
前回は東郷平八郎を祀っている東郷神社をご紹介していますのでぜひご覧ください。
今回は、乃木静子のご紹介です。
乃木静子は、長州出身の陸軍大将乃木希典の妻です。
生まれは、鹿児島市の新屋敷町。
湯地定之の娘として生まれました。幼名はお七です。
甲突川左岸緑地公園には銅像があります。
大正8年に銅像が建立されましたが、戦争で供出され、台座だけになってしまっていました。
顕彰会の尽力により平成28年に再建されました。
顕彰会の事務局は、銅像近くにある船魂神社です。
静子の銅像横には、海軍で活躍した兄の湯地定監の頌徳碑もあります。
ちなみに、北海道でジャガイモを普及した「イモ判官」こと湯地定基も静子の兄です。
湯地家は兄弟そろって活躍されています。
静子銅像の横には、人気のカフェ・SUNNY DAYS COFFEEがあります。
コーヒー片手に銅像見学をされてみてください。
こちら、KKB「KAPLI」で詳しく紹介しています。
さて、東京には何があるかといいますと、まずは乃木神社です。
乃木希典・静子夫婦が祀られています。
夫婦円満のパワースポットです。
私が訪れた際も、3組の結婚式が行われていました。
乃木神社の横には、玉木文之進と吉田松陰を祀った正松神社があります。
お隣には、乃木公園と旧乃木邸があります。
旧乃木邸は、特別な公開日以外は入ることはできませんが、見学通路から中を除くことはできます。
殉死した部屋もですが、殉死の際に血のついたもの埋めたところ「瘞血之處(えいけつのところ)」へ行くと、何ともいえない気持ちになりました。
そして、乃木神社から歩いて10分ほどの場所に青山霊園があります。
青山霊園には、大久保利通や西郷糸、松方正義に川路利良など鹿児島出身の偉人のお墓がたくさんあります。
乃木静子の墓も、希典とともに青山墓地にあります。
青山霊園はとても広いです。
乃木夫婦のお墓は墓所番号「1種ロ10-26」ですので、番号を目印に進んでください。
案内の石碑も出ているため、迷子にはならないと思います。
息子のお墓も同じ場所にあります。
兄の湯地定基のお墓も青山霊園にあります。
墓所番号「1種イ3-3」です。
那須・京都・香川・山口の乃木神社にもいつか行ってみたいです!
投稿者プロフィール
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オフィスいろは
下豊留佳奈(しもとよどめ かな)
鹿児島生まれの鹿児島育ち。
地元が元気になればと思いあれこれ活動しています。
共著に『鹿児島偉人カルタ55』(燦燦舎)
2021かごしまの新特産品コンクールで鹿児島県観光連盟会長賞を受賞しました。
第一工科大学と鹿児島第一医療リハビリ専門学校の非常勤講師
鹿児島県立図書館協議会委員
昔話と歩くことが好きです。
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