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画像生成AIを使って食を学ぶ

この記事は、鹿児島女子短期大学の学生さんにご寄稿いただいています。

1.食育の大切さ

食育とは子どもたちの偏った栄養摂取や食生活の乱れ、肥満・痩身傾向などの健康を取り巻く問題を解決することです。 幼児期の5〜6歳頃から偏食やムラ食いが起きてしまい、児童期には好き嫌いがはっきりしてくるため栄養素に偏りが出てきてしまいます。そのため、小さい頃から食べることが楽しく大切だと思ってもらうことが必要です。​

2.画像生成AIが食育を助ける 

食育を行う手段として絵本で子どもたちに伝える方法があります。子供に自分の伝えたい食の大切さを絵本を使うことで一緒に学ぶことができます。絵本は、AI画像生成を使うことで簡単に誰でも作成することができます。 

3.絵本の作り方 

①絵本全体のあらすじと文章を作成 

②文章に仮の絵を考えて、絵コンテを作成 

③画像生成を行うためのプロンプトを画像ごとにExcelにまとめる 

④プロンプトをAI画像生成アプリのMidjourneyに入力し画像を作成 

⑤生成した画像と作成した文章をページごとに貼り付ける 

⑥シーンに合うように配置を調整する 

⑦生成したファイルを印刷する 

Midjourneyで生成した画像 

4.食育と絵本の有効性 

子供の頃から食育を行うことは大切なため、絵本を使うことで子供でも理解しやすく楽しく食について学ぶことができます。また、読み聞かせをする親も一緒になって知識を取り入れる事ができて子供の好き嫌いや偏食に困っている親を助けることができます。 

5.作成しての感想 

場面に合わせた画像の素材を考えたり、文章を組み立てたりすることが難しく考えた通りの 画像が生成されないことが多く大変でした。また、イメージ通りの画像を生成するための単語を考えることに時間がかかってしまいました。しかし、AI画像生成を使うことによって絵がかけないなど誰でも簡単に絵本を作成することができると思いました。